便利なテイク機能を使う
通常のテイク
こちらはおそらくREAPERの初期設定のままで機能すると思います。
トラックコントロールパネルの赤いAマークを右クリックすると出てくるメニュー
録音:入力(音声/MIDI) にチェックが入っていればテイク形式で録音、記録されていきます。
普段は私はテイクを使いたい時以外は 録音:MIDI 上書き/置換 をデフォルトとしています。
録音を何回も重ねていけばテイクがどんどん増えていきます。
ただし、下記アクションをONの状態にしていないとショートカットキーなどで入れ替えていかなければならず、全部重なっている状態で視認しにくくどのテイクがいいか選択しにくいので下記アクションをアクションリストから探してONの状態にするのがお勧めです。
オプション:全てのテイクを多段表示(表示しきれる場合) ▲▼ Options: Show all takes in lanes (when room)
一つのトラックに三つのMIDIアイテムが入った状態です。
他のトラックにある複数アイテムをテイクとしてまとめる
プラグインなどからもってきたMIDIなどのいくつかの候補から選ぶ時に重宝すると思います。
・一番上に位置するトラックにテイクとしてまとめられるので、テイクを持ちたいトラックを一番上にします。
・一番上のアイテムの長さにまとめられるので、特にサンプルなどの場合は長さが合わない場合は状況に応じてアイテムの端をドラッグして伸ばしたり縮めたりして調整しましょう。
・時間軸を揃えないとテイクに入らないので注意です(テイクだから当たり前ですけど)
まずテイクに入れたいアイテムを全て選んだ状態にしておきます。
右クリックして
テイク → 複数トラックのアイテムをトラックにまとめる
これでトラックに散らばっていたアイテムをテイクとしてまとめる事が出来ました。
上の様に三つ並んでいても選択中のテイクしか鳴らないのでドレにしようか悩みたい時なんかはとても便利です。
また先ほどのメニューの下にあった
テイク → 同じトラックのアイテムをテイクにまとめる だと同じトラックの横並びにあるアイテムをテイクにまとめることが出来ます。
これは選択中の一番先頭にあるアイテムにまとめられるので位置に気をつけましょう。
上画像の左右二つのアイテムが左のアイテムにテイクとしてまとめられ、非選択のアイテムはそのまま残った状態。