scriptを使えるようにする
REAPERはそのままで十分な機能を発揮しますが、ユーザーが配布しているスクリプトを使う事で更にその機能をフルで使う事が出来ます。
中には有料に値するようなものもあるので大変お得なうえに楽しいです。
公式のリソースやフォーラムを見てみてください。
また、いくつかその機能を紹介しているサイトがありましたのでここに載せておきます。
早速導入です。
Pythonというものをインストール
手順ですが、まずはここでPythonというものをダウンロードします。
ご自分の環境にあったものを落とします。
64bitの方は赤枠のところの「windows x86-64実行可能インストーラーをダウンロードする」になります。
次にインストールする前にCドライブ直下に「Python37」というフォルダを作っておきます。(他の場所だと認識されなかったり、うまくいかない事例が見られましたし、私もうまくいきませんでした。詳しくは無いので凡例をもって紹介しています)
インストール時、一番下にある項目に「Add Python 3.6 to PATH」という項目に✅を入れて「Customize installation」をクリックして進みます。
先へ進めるとインストール先を聞かれるので、最初に作った「Python37」というフォルダを指定します。
あとは流れでOKなはずです。
次にREAPER側の オプション → 環境設定 → ReaScript
下記画面の様にカスタムパスのところに先ほど作ったフォルダの場所を指 定して、その下に「python37.dll」 というファイル名を指定する。
出来たら必ず適用を押しましょう。
REAPERを再起動して上の画像と同じようになってればOKです。
これでPythonのインストールは完了です。
ReaPackをインストール
続いてReaPackというものをインストールしてきます。
スクリプトを管理するものみたいです。
これにより大量のスクリプトをインストールすることとなります。
ファイル数にビビリましたが、容量自体は大した事なかったと思います。
まず、下記からお使いの環境に合ったReaPackをダウンロードします。
REAPERの オプション → 「 REAPERのリソースフォルダをひらく」をクリック。
その中の「UserPlugins」 フォルダに先ほどダウンロードしたReaPackを入れてREAPER を再起動する。
すると目新しいウインドウが開きます。
ここからスクリプトの詰まったパッケージを入れるやり方が二通りあります。
一つは 拡張 → ReaPack →Brows packages からインストールするパッケージを選ぶやり方。
もう一つは一括でインストールするやり方。
前者は内容をその場で理解できない人にとっては難しいと思いますし、私は分かりませんでしたので二つ目のやり方を紹介してきます。
まず並んでるパッケージは全て✅を入れてしまいます(もう少し厳選したい人はいつでも入れれるので無理に入れなくていいです)
ウインドウ内の下部「Option」 内の下記の物にチェックを入れて「OK」を押すとインストールが始まります。(この画面を閉じてしまった人は 拡張 → ReaPack → Manage repositories で開けます)
✅Install new packages when synchronizing
(同期時に新しいパッケージをインストールする)
✅prompt to uninstall obsolete packages
(古いパッケージをアンインストールするように促す)
それぞれの画面と説明
拡張 → ReaPack → Synchronize Packages
「Ignore」でお持ちのパッケージを新しいものに更新してくれます。
一応一度やっといてもいいかなと思います。
拡張 → ReaPack → Browse Packages
今入ってるパッケージの内容全てが見えます。大量です。
ここで個別に選んで右クリックするとインストールやら削除など、色々出来るようですがもはや多すぎて管理できません。
一番左端の細い覧は実は縦2列になっておりそれぞれ意味があります。
左縦1列目
空 パッケージはアンインストールされます
i インストール済み
u 更新が利用可能
o パッケージが古い
左縦2列
空 待機アクション無し
i インストール待ち
R アンインストール待ち
P ピンステータスが変更されました
p パッケージは固定されています
まぁ普段左1列目の i とか o とかくらいしか見たことないです。
あまり触らないところかと。
拡張 → ReaPack → Import repositories
ここにスクリプトのパックがあるURLを入力してOKを押すとManage repositories(拡張 → ReaPack → Manage repositories) に表示されるリストに追加されます。
また、左下の「Discover repositores」をクリックするとパックのあるサイトにいきます。
このサイトで紹介してあるパックの右に表示されてるURLをコピーして貼り付けてOKを押すとそのパックが追加されます。
試しにここにあるkawa Script と kawa Script2 を入れてみます。
URLをそれぞれコピーして貼り付てOKを押すとインストールが開始されます。
次に 拡張 → ReaPack → Manage repositories
ここで先ほど入れた kawa Script と kawa Script2にチェックが入った状態で追加されていると思います。
入ってなければ✅を入れてOKを押しましょう。
これで大量のスクリプトが入った状態になりました。
全てアクションリストの中に入っていますので、お好みのものをショートカットやツールボタンに割り当てて使います。
少々導入が面倒ですが、大変役立つものもありますのでどうぞご活用ください。
詳しくは公式のユーザーガイドもご覧ください。