アイテム、MIDIノートを左クリックで分割
ハサミ機能(アイテムの分割)Ctrl+左クリックに割り当て
REAPERには道具も持ち変えるという概念が無いので、基本ショートカットでの動作になりがちです。
デフォルトでアイテムを分割したい時は編集カーソルを切りたい所に持ってきて、Sキーを押すか、右クリックして「カーソル位置でアイテムを分割」を選ぶという作業でしたが、感覚的に切りたい所だけマウスの位置でチョキッと切りたかったので作りました。
Ctrl+左クリック に割り当てるようにしていきます。
オプション → 環境設定 → 左覧「マウスコマンド」
①アイテム ②左クリック
私は「Ctrl+左クリック」の動作でアイテム単体をマウス位置で切るという設定にしましたので、「Ctrl」覧の所をダブルクリック → アクションリスト でアクションリストを開きます。
アクションリストの絞り込みに次のテキストをコピペもしくは部分的に打ち込みます。
アイテム:編集/再生カーソル位置でアイテムを分割 ▲▼ Item: Split items at edit or play cursor
上記のアクションを選択したら、アクションリスト右下の「選択」を押して環境設定右下の「適用」を押して完成です。
元々Ctrl+左クリックに割り当てられていたアクションは他の操作へ割り当てる事となりますが、元々の「複数アイテムを挟み込み追加選択」というものはあまり使わなかったので Shift+Alt に振りました。
ちなみに、下記アクションだとたとえ他のトラックのアイテムが縦に同一線上に複数選択されていてもマウス直下のアイテムしか分割されないので、通常使うときはこちらを設定しておけばいつの間にか他のアイテムも分割されてたという私みたいなヘマをしなくていいかもしれません。
アイテム:マウスカーソル位置でアイテムを分割 ▲▼ Item: Split item under mouse cursor
ハサミ機能(MIDIノートの分割)Ctrl+左クリックに割り当て
こちらもCtrl+左クリックに割り当てていきます。
先ほどのアクションリストの①を「MIDI - ノート」に変更し、「Ctrl」覧の所をダブルクリック → アクションリスト でアクションリストを出し、下記テキストを貼り付けます。
編集:マウスカーソル位置でノートを分割 ▲▼ Edit: Split notes at mouse cursor
アクションを選択したら選択 → 環境設定の適用で完了です。
他にも分割のアクションは沢山ありますので一度見てみてもいいかもしれません。
早めにやったほうが楽な設定
これも好みによると思いますが「デフォルトでこうしておいてよー!」って思うような事がよくあります。
挙動的にStudio Oneに近い状態にもっていきます。
新規トラックのデフォルトを変えておく
新規トラックを立ち上げると、イチイチその度設定を変えないと音が鳴らせないのは面倒ですので。「VSTを入れればすぐ音が出せる」という状態で新規トラックを立ち上げられるようにしておきます。
オプション → 環境設定
左覧の「トラックとセンドのデフォルト」を選択し、右中ほどの赤枠の覧をクリックします。
すると上のような覧が出ますのでお好みの場所にチェックを入れます。
同じ設定はトラックからも出来ますが、各トラックにしか適用されないのでイチイチ設定を変えないといけません。
念のため説明をします。
① ココに✅が入ってないと音が鳴りません。
② リアルタイムで演奏して記録する時の方法を決めます。私は「MIDI置き換え(Touch)」にしてます。
③ 全MIDI入力 → 全チャンネル
④ 鍵盤などを押さえた時に選択中のトラックからしか音が出ないようにします。(これをしておかないと全てのトラックから音が一気に出ます)
特に④番の設定がデフォルトでされてなかったので、最初とても焦りました。
全てに✅を入れ終わったら必ず適用しておきましょう。
新規プロジェクトのデフォルトを作って決めておく
新たにプロジェクトを開くと各所の設定を変えないといけないのがめんどくさいので、新規プロジェクトのデフォルトを決めておきます。
私の場合は時間軸の表記を「分:秒」から「小節、拍(略記)」に変更、再生コントローラーのカウントの表記をデフォルトから(デフォルトを忘れた)から「分:秒」へ変更、「全ての文字キーボード入力を仮想MIDI鍵盤に送る」をONにしました。
この状態で立ち上がって欲しい!という設定にしたら左上の ファイル → プロジェクトテンプレート → プロジェクトをテンプレートとして保存
適当な名前を付けて保存します。
次に オプション → 環境設定 → 左覧「プロジェクト」
一番上段の箇所の参照ボタンを押すとすぐに先ほど保存したテンプレートのファイルが出てくると思いますので選択して適用を押します。
これで終了です。
試しに新規プロジェクトを立ち上げてみてみましょう。
DAW慣れしてる方はご自分に合った構成をある程度作り上げてプロジェクトのデフォルトを作っています。
REAPERはこういったファイルの管理が楽な気がしますのでどんどん作ってみましょう。
アイテム端をドラッグして広げるとループコピーされる機能を無くす
この機能を使ってる人はいいのですが、REAPER独特の挙動らしくて私は苦手だったので止めました。
オプション → 環境設定
左覧のメディアアイテムのデフォルトを選択。
赤枠内の「ループ~」全ての✅を外して適用。
ピークキャッシュ(reapeaks)を代用パスにまとめる
REAPERにあるメディアエクスプローラーはWAV素材などを入れたフォルダの中身を表示して選んでいくだけで簡単に再生、切り抜き、トラックへの貼り付けが出来る便利な機能です。
WAV素材はここで厳選しながら張り付けていくという作業になると思います。
表示 → メディアエクスプローラーで立ち上がります。
が、ここで一度でも開いたWAV素材の横にreapeaksというファイルが生成されてたまっていきます。消去しても害は無く、あると次に再生する時に早くアクセス出来るくらいらしいですが、大量にあるWAV素材の隣に生成されていくので後々消去するとなると大変面倒ですので、REAPERのメディアフォルダ内など、適当な場所に作ったフォルダを指定しておけば一ヶ所に集める事が出来ますのでお勧めです。
やり方は以下のとおりです。
オプション → 環境設定 → 左覧 「パス」
赤枠内の✅を入れ、あらかじめ任意の場所に用意しておいたフォルダを「参照」から指定して適用をおして完成です。
Ver6.16以降出来るようになりました!
メディアエクスプローラーの閲覧から直接ファイルを削除などの操作が出来るようにする
デフォルトのままだとそこで「このWAV素材いらないな」と思ってもその場で削除出来ないので整理するのが面倒に感じます。
そこで通常にフォルダを開いた時と同じようにファイルを操作出来るよう設定を変えてあげます。
表示 → メディアエクスプローラー
メディアエクスプローラーのオプション → 閲覧にWindowsのエクスプローラーを使用に✅を入れます。
これで直接ドラッグ&ドロップや右クリックから削除などの操作が出来るようになりました。
自動再生にチェックが入っている場合、サンプルファイルを選択したままドラッグアンドドロップなどで移動させようとすると最後に触れたファイルが再生中のため移動出来ない事がよくあります。
その場合、再生が終わるまで待ってからドラッグをするか、メディアエクスプローラーの再生ストップボタンを2度押してあげると選択中のファイルの波形の表示が消えます。
この状態になれば移動出来ます!
選択範囲をダブルクリックでアイテム(Studio Oneでいうイベント)を作成する
通常アイテムを挿入する時、範囲選択をしてから 挿入 → 新規MIDIアイテム の手順を踏まないといけないが、なかなか面倒なのでココをStudio Oneの操作と同様に、範囲選択内をダブルクリックでMIDIアイテムを挿入出来るようにします。
オプション → 環境設定 →左覧のマウスコマンド
①トラック
②ダブルクリック
③デフォルト動作 「操作無し」をダブルクリック →「 アクションリスト」をクリック
次に開いたアクションリストの絞込検索に、下記アクションをコピペしてアクションを絞りこみます。(時間選択内と打つだけでもすぐ出ると思います)
「時間選択内を満たすようにMIDIアイテムを挿入/拡張 ▲▼ Insert or extend MIDI items to fill time selection」
出てきたアクションを選択したら、アクションリスト右下の選択を押します。
最後に環境設定画面の方でも適用を忘れずに押しましょう。
これだけでかなり楽になります!
REAPERのピアノロールを開くとき、作成したアイテムをダブルクリックすれば開くのですが、①と②と③のピアノロールを開くとなると、それぞれダブルクリックして開かないといけません。しかも今の例だと個別に三つのピアノロールが開かれる事となります(ドッキング状態だとピアノロール下にタブが現れ、消さない限りタブが増えていきます)場合によってはコレはコレで便利なのかもしれませんが私は好みませんでした。
これを一つのピアノロールを開いたら、トラック上のアイテムをクリックすればそのアイテムのピアノロールに切換るように設定を変更します。
常に表示されるピアノロールは一つという形にします。
オプション → 環境設定 → 左覧 MIDIエディタ
〇のところはそれぞれ選択もしくは✅を入れる。
[付属MIDIエディタで開く]際の挙動の所は「選択した全てのMIDIアイテムを開く」に設定しておく。ココについてはまた別の所で説明します。
あとは適用を押して完成です!
水平ズーム
時間軸を左ドラッグで上下に動かすと左右の拡大・縮小が出来るものです。
Studio Oneのように時間軸でマウスホイールを使ってやりたかったのですが、コレだけはどうしてもマウスホイールにアクションをあてることが出来なかったのでこちらをつけました。
(以前のマウスホイールを使った画面動作の設定変更で紹介したCtrl+マウスホイールでの拡大・縮小と二通り使えるようになります。以前の方は確実にマウスの位置から左右に広がっていきますので現在置を見失う事無くズーム出来ます。)
マウスホイールを使った画面動作のショートカットを変更する - 底辺が楽しむDTM
デフォルトでも時間軸をCtrl+左ドラッグで水平ズームは使えるのですが、今回の水平ズームは手軽にマウスだけでやりたかったので設定を変えました。
オプション → 環境設定 → マウスコマンド
①プロジェクトのマーカー/リージョンーレーン
②左ドラッグ
③デフォルト動作手のひらスクロールをダブルクリックし、手のひらスクロールと水平ズームに変更
最後に右下の適用を押して完成です!
同じように①の項目を MIDI マーカー/リージョン表示部 に変更し同じ要領で手のひらスクロールを水平ズームに変更して適用させておきます。
ツールバーのタブの×ボタンの非表示化
これはチョットの事ですが、いつの間にかタブ一個消えてたとかありますので・・・。
ツールバーの左下にある小さい!ボタンを押してメニューを出してチェックを外すだけです。
これで外れました!
追記
※MIDIエディタなどのタブも×ボタンが消えてしまいますのでMIDIエディタ用に
下記アクションのツールボタンを追加するかショートカットキーに割り当てる必要があります。
ファイル:ウィンドウを閉じる ▲▼ File: Close window
以上になります!
好みの動作に早めに変更しておけばかなり操作が楽になるとは思いますのでお試しください!
編集カーソルをじっとさせる
作業していると編集カーソルが動いてほしくなくても移動しまくる。
アッチコッチに動いてとても煩わしかったのでコイツをじっとさせます。
マウスコマンドの設定を使う
画面上部のオプション → 環境設定 を開きます。
①マウスコマンド
②アイテム
③左クリック
〇赤枠のデフォルト動作の所をダブルクリック
「アイテムを選択して編集カーソルを移動」を「アイテムを選択」に切替て右下の「適用」を押します。
画像のデフォルト動作以外の内容も多少違うのは無視していただいて大丈夫です。
この要領で次の箇所も変更していきます。
③は全て左クリックのままです
②の項目:トラック
全アイテムを選択解除して編集カーソルを移動 → 全アイテムを選択解除 → 適用
全ノートを選択解除して編集カーソルを移動 → 全ノートを選択解除して編集カーソルを移動、スナップを無視 → 適用
上の変更だけ見ると「編集カーソルを動かないようにしたいのに何で?」と思うかもしれませんが、どうやら「全ノートを選択解除」と「全ノートを選択解除して編集カーソルを移動、スナップを無視」の命令が入れ替わっていたようで、普通に「全ノートを選択解除」をデフォルト設定に適用させると駄目でしたが、これに気付きようやく無事思った挙動に変更する事が出来ました。
※元々入れ替わってるのか、日本語訳が入れ替わってるのか未確認ですが要注意です。
全ノートを選択解除 → 操作無し → 適用
(ピアノロールは少し特殊で、「編集カーソルを移動」の指示が無いデフォルトの状態でも編集カーソルがついてきてしまうのでのでこういう設定になりました)
これにより選択状態のノートを解除するには空白で右ドラッグ(範囲選択の動作)を入れてやる必要が出てきますが、ロール上をクリックで音も出ますので個人的にはさほど不便は感じていません。
ループポイントを設置した時にも再生位置を変えさせない
これも好みだと思いますが、私は動かすのが嫌だったので変えました。
オプション → 環境設定 → 左覧「シーク」
一番左の〇の所の✅を外して適用します。
ついでに再生中に再生位置を変える時にも編集カーソルを動かさせない
先ほどの画像の一番上の三つあるチェック覧は再生中にそれぞれの場所をクリックすると再生中に動くシークバーがマウスの位置に飛ぶというもの。
全ての場所で動かれると逆に煩わしいのでStudio Oneと同様に時間軸以外をクリックしても動かないようにします。
青い〇二か所のチェックを外しておきます。
全て外してしまうと再生カーソル(シークバー)は再生中に左クリックだけでは再生位置を動かせなくなり、別の場所に移動させるには時間軸を Alt + 左クリック するか、一度再生を停止してから時間軸上をクリックして編集カーソルを移動させてから再生する必要があります。
ショートカットを覚えるのが面倒なら時間軸の所に✅入れておけば間違いないでしょう。
使いやすい方でやってみるといいかもしれません。
以上で編集カーソルの動きは時間軸上をクリックでしかほぼ動かなくなったと思います。
見栄えを少し整理整頓
画面構成を少しでもStudio Oneに近づけます
時間軸上の表記をシンプルにする
細かい数字が多すぎて見にくいので
時間軸上で右クリック → 小節.拍(略記)を✅
( こちらは変更しただけではデフォルト設定にならないので新規プロジェクトのデフォルトを変えておいてやると便利です)
グリッドを見やすくする
画面上部のオプション → 設定 → 左の表示をクリック
画像の〇「点線で表示」の✅を外す(目がチカチカするので)
ついでになってしまいますが〇のある箇所は好みですが変更した事によりStudio Oneに近づいたり、見やすくなった場所なので念のため。
特にグリッド線の表示順位はアイテムの背面を選ぶとStudio Oneと同様になりますが、インラインエディタを使う方には向きません。
インラインエディタについては⇊⇊をどうぞ。
次に画面左上にあるショートカットのグリッドボタンを右クリックし、基本間隔を「1」にすると一気に見やすくなります。(作業に慣れてくると細かいグリッドは必要になったりするのでその時はまた変更します。変更を楽にするツールバーについてはまた別に書く予定です)
再生コントローラーを画面真ん中から一番下に配置
再生コントローラー上で右クリック → 再生コントローラーの表示位置 →✅ メインウインドウの下
私の画像ではすでに下にありましたね、ごめんなさい。
表示も少しですが弄る事が出来ます。
ウインドウ上部のオプション → レイアウト → Transport で大きくか小さくできます。
同様にミキサー、トラックなど色々と変える事が出来るのでお試しください。
また、再生コントローラー上で右クリックし、曲のカウントの数値を「分:秒」に変更してやると見やすいと思います。(こちらは変更するだけではデフォルト設定にならないのでデフォルト設定をすると便利です。
少しの事ですが、自分に合ったカスタマイズしてあげれば私のような低解像度モニターでも見やすく仕上げていくことが出来ますので色々と試してみてください。
作業領域を確保する
Studio Oneの作業画面と比べていると気づいたのがトラックコントロールパネルの大きさの違いでした。
左上のデフォルトツールバーにいくつもアイコンを追加するとトラックコントロールパネルの横幅も大きくなってしまいますので、日ごろ使わないアイコンを削除したり、他のツールバーへ移行したりして大きくならないようにしてあげます。
(デフォルト状態だと元々アイコンが少ないのでそのまま幅を詰める事が出来ます)
「新規プロジェクト」など普段ここから操作することはなかなか無いですし、使うにしても ファイルメニューから立ち上げる事が多いので消しました。
それと4つのアイコンを画面上部のツールバーに移動させました。
移動は新たにツールバーアイコンを作り、元々あったのは消すといった作業になります。
ツールバーアイコンの作り方は⇊⇊をどうぞ。
更に小さくしたい場合は オプション → 環境設定 →左覧「表示」 で、「ツールバーのボタンを縮小しない」の✅を外して適用させる。
アイコンが小さく縮小され、かなり左端まで画面を拡大することが出来ました。
ちなみにこれ以上も左に寄せる事が出来るが、ここからはトラックコントロールパネルが画面に隠れていってしまいます。
トラックのデフォルトの高さを決める
細かい所だが、これもイチイチ毎回変更するのも面倒なのでデフォルトの高さを決めておきます。
オプション → 環境設定 → 左覧「トラックとセンドのデフォルト」
画像位置の項目で好きな大きさを選びます。
現在使ってるトラックの高さで設定するなら「現在のを使用」を選んで適用を押します。
すると8トラックだとはみ出してたトラックが画面内に収まるようになりました。
トラックを作るたびにお気に入りの大きさで作られるのでストレスが減ります。
ちなみにトラックも変更しておくことが出来ます。
オプション → レイアウト → Mixer Panel → ba - Small
これでかなり表示出来るトラック数が変わりました。
ちなみに、トラック(もしくは各トラックを右クリック) → トラックのレイアウト → 「Mixer Panel」 or 「Trcak Panel」
と選択していくと、トラックコントロールパネル、ミキサーパネルの各トラックを個別にレイアウト変更出来るのでトラックの用途に応じた変更をしてあげる事が出来ます。
マウスホイールを使った画面動作のショートカットを変更する
アクションリストを使って設定変更
REAPERの操作方法をStudio Oneの操作方法に近づけていきます。
REAPERでは膨大なアクションリストを選択してそれを実行するキーを割り振ったり、ツールバーに新しいボタンを作ってやる事が出来ます。
まずはマウス、キー操作での変更を主にやっていきます。
画面上部のアクション→アクションリスト
膨大なアクションリストが開きます。
①どこで使用されるアクションかという場所を示しています。
②ここをクリックすると③のウインドウが出て、この上でキー操作やマウス操作を行うとその操作で現在使用されているアクションが選ばれます。
④選択しているアクションをここでキー操作を変更したりします。
何かアクションを探してみたい時は、ウインドウ上部の絞込から探します。
この機能を利用して操作方法を変更していってみたいと思います。
画面操作マウスホイール編
画面の上下スクロール(Ctrl+Alt+マウスホイール) → (マウスホイールのみ)に変更
画面の左右スクロール(Alt+マウスホイール) → (Shift+マウスホイール)
画面を横に拡大縮小(マウスホイールのみ) → (Ctrl+マウスホイール)
タイムラインでマウスの上下ドラッグでも出来るようにします⇊の一番下らへん「水平ズーム」で説明してます。
画面を縦に拡大縮小(Ctrl+マウスホイール) → (Ctrl+Alt+マウスホイール)
以上の変更を行います。
キー操作がすでに割り当てられているものもあるので、その割り振りに少し苦戦しましたが、なるべくStudio Oneのショートカットを思い出してやります。
(あまり使ってなかったショートカットに関しては適当になってしまってます)
キー配列については好みもあると思うので、自由にしていただけれたらと思います。
変更時、一時的に他のアクションのショートカットキーが無くなる事があるので、変更する前に上書き対象のアクションを右クリックして「選択アクションのテキストをコピー」してどこかに張り付けておくか、他の空いてるキーに割り振ってあげましょう。
画面の上下スクロール(Ctrl+Alt+マウスホイール)→(マウスホールのみ)に変更
アクションリストを開く → 右上のショートカットを押す → 中央の窓でCtrl+Alt+マウスホイールを動かします。
すると View: Scroll vertically (MIDI CC relative/mousewheel) という所が選択されたと思います。
①追加を押します
②ここでマウスホールだけを動かします
すると、〇〇〇・・・上書きしますか?というようなメッセージが出ますのでOKします。(横の拡大縮小はショートカットを失うので、なるべく先に「横に拡大・縮小」のアクション、View: Zoom horizontally (MIDI CC relative/mousewheel) をコピペしておいておくか、先に別の空いてるショートカットを割り当てておきましょう。後から絞込で出してキーを割り振る事が出来ます)
先ほど上書きされた「横に拡大縮小」も絞込に下記アクションをコピペして出します。
View: Zoom horizontally (MIDI CC relative/mousewheel)
同じように①②の手順を踏み、Ctrl+マウスホイールを設定します。
以上のようにしていけば各操作を好みの操作にする事が出来ます。
面倒だと思いますので各アクションの動作を記しておきます。
画面の上下スクロール(Ctrl+Alt+マウスホイール) → (マウスホールのみ)に変更
View: Scroll vertically (MIDI CC relative/mousewheel)
画面の左右スクロール(Alt+マウスホイール) → (Shift+マウスホール)
View: Scroll horizontally reversed (MIDI CC relative/mousewheel)
(reversedとついてないのはStudio Oneの挙動と反対になります)
画面を横に拡大縮小(マウスホイールのみ) → (Ctrl+マウスホイール)
View: Zoom horizontally (MIDI CC relative/mousewheel)
画面を縦に拡大縮小(Ctrl+マウスホイール) → (Ctrl+Alt+マウスホイール)
View: Zoom vertically (MIDI CC relative/mousewheel)
アクションリスト画面の右上「メイン」を「MIDI エディタ」に切り替えるか、ピアノロールを出してからピアノロールウインドウのアクションからアクションリストを開いて同様に作業していきます。
MIDIエディタのそれぞれのアクションは以下のとおりです。
上手く絞込出来ない場合は部分的なテキストでも絞込出来ますので試してみてください。
画面の上下スクロール(Ctrl+Alt+マウスホイール) → (マウスホールのみ)に変更
表示: 垂直スクロール (マウスホイール/相対的 MIDI) @@ View: Scroll vertically (MIDI relative/mousewheel)
画面の左右スクロール(Alt+マウスホイール) → (Shift+マウスホール)
表示: 逆転水平スクロール (マウスホイール/相対的 MIDI) @@ View: Scroll horizontally reversed (MIDI relative/mousewheel)
画面を横に拡大縮小(マウスホイールのみ) → (Ctrl+マウスホイール) あとでタイムラインで上下ドラッグでも出来るようにします
表示: 水平ズーム (マウスホイール/相対的 MIDI) @@ View: Zoom horizontally (MIDI relative/mousewheel)
画面を縦に拡大縮小(Ctrl+マウスホイール) → (Ctrl+Alt+マウスホイール)
表示: 垂直ズーム (マウスホイール/相対的 MIDI) @@ View: Zoom vertically (MIDI relative/mousewheel)
水平、垂直ズームの基準位置
ショートカットの変更とは違いますが、画面操作と同じ系列の重要な操作なのでココに。
縦、横の拡大縮小の時にデフォルトだと縦は中央のトラック、横は編集カーソル位置からとなっていて気持ち悪かったのでコレをマウスの位置を起点に拡大縮小させるように変更します。
オプション → 環境設定 → 左覧「編集動作」
真ん中の大きい赤枠の中をそれぞれ変更します。
垂直ズーム基準:マウスカーソルを置いてるトラック
水平ズーム基準:マウスカーソル
あと、余談ですが私は〇の位置の✅を外してます。
変更したら必ず適用を押しましょう。
画面操作ショートカットキー編
マーカー間の移動がデフォルトではPCのキーボードのEnterのすぐ左にある [ キー が先頭方向へ ] キー が後方向へとなっていますが、これもStudio Oneと同じ Shift+B(先頭方向) Shift+N(後方向) に変更しました(追加なのでデフォルトの動作と両方使えます)
アクション → アクションリスト
分類はメインのまま「ショートカット」を押し [ を押してアクションを呼び出します。
左下の追加を押して今度は「Shift+B」を押して実行を押すだけです。簡単ですね。
同じように今度は「ショートカット」を押し ] を押してアクションを呼び出します。
追加を押して今度は「Shift+N」を押して実行を押す。
以上でStudio Oneに慣れてる私的には画面上での動きはかなり楽になりました!
以下追加したショートカットキー、マウス操作覚書(載せ忘れもあるかもですが追加した時に更新)
アクションリスト 分類:MIDIエディタ
Aキー SWS / BR:すべてのCCレーンの高さを030ピクセル増やします
SWS/BR: Increase all CC lanes' height by 030 pixel
Zキー SWS / BR:すべてのCCレーンの高さを030ピクセル減らします
SWS/BR: Decrease all CC lanes' height by 030 pixel
Xキー トグルでマウスカーソルの下のレーンを除くすべてのCCレーンを非表示にします(レーンの高さを300ピクセルに設定)
SWS/BR: Toggle hide all CC lanes except lane under mouse cursor (set lane height to 300 pixel)
オプション→環境設定→マウスホイール
項目 時間軸 ダブルクリック
項目 MIDI時間軸 ダブルクリック
時間軸をダブルクリックした時に時間選択を解除させる
時間選択:時間選択を解除 ▲▼ Time selection: Remove time selection
REAPERを導入から日本語化、拡張機能
導入自体は何も分からない人はとりあえず流れにそってそのままでインストールでいいと思います。
公式HPから自分の環境にあったものを選びます(Windows、Mac、32 or 64bit)
導入したらまずはこれをダウンロード
REAPERを導入してそのままだと英語に強い人でないと使いにくいので日本語化します。
私は日本語化が一番進んでると言われているコチラの物を使っています。
いくつかリストで表示されているものの少し下に「正しい入手先」というところが紹介されていますのでそこからダウンロードした方が良さそうです。
右側にある緑色の「複製またはダウンロード」という所からダウンロードしたものを実行するだけで簡単に出来たと思います。
他のものも検索すればすぐに出てきますよ!
⇊コチラのサイトで細かい事も説明されていますので分からなければ確認してみてください。
https://github.com/Phroneris/ReaperJPN-Phroneris/wiki
あと公式HPのリソースにある「SWS/S&M拡張」これもダウンロードしてインストールしておきましょう。
様々な拡張機能が使えるようになります。
入れても通常の使用の邪魔に全くなりませんので初めから入れても全く問題ないです。
私も使いこなせていませんが、ご紹介出来る所は紹介させていただこうと思っています。
REAPERとの出会い
REAPERとの出会い
はじめまして、DTMerと呼ぶには初心者すぎますが仕事の合間にちまちまと楽しみながら作っています。
基本的にフリーのDAWとフリーの音源、ようはお金をかけずにやっています。
今現在もですが、MIDIキーボードもオーディオインターフェースもありません。
この辺がDTMerとして底辺な環境ですが、同じようにPCしかもってないけど何かしら始めたいという方の励みになれば幸いです。
はじめはフリーのDAW Studio One Primeを使って作っていましたが、とあるきっかけでREAPERを触るようになりました。
REAPERはver0.999までを除いてフリーではありませんが、60日間は無償で使えます。また60日を超えても「買って!」というメッセージが出て、5秒程待てば機能制限も一切無く、無償で使い続ける事が出来るという太っ腹さ!
動作が軽く、他の有料版と同等以上の機能と高いカスタマイズ性を持ち、使えば使うほど可愛くなるDAWです。
また公式HPにてユーザーの方々が作った新しい機能やUIを配布しており、常に進化を続けていてそれを見てるだけでも楽しです。
使ってみて
初めて使った感想は...「使いにくい!」でした。
操作方法が違うというのもありましたが、Studio Oneのように親切設計では無く、導入してそのままだと設定が独特?な感じで、一から自分で操作を習得、もしくは設定してあげないといけませんでした。
しかし、それを含めても初期投資が出来ない底辺な私にとってこれだけの機能を使えるDAWはとても魅力的でした。
このブログでやっていくこと
カスタマイズは基本的に個人の好みが大きいとは思いますが、最初目指したのはStudio Oneの操作感に近づけるという事でした。
そちらの設定変更などと一緒に追加した機能なども紹介していければと思っています。
また、事細かにある設定で初心者の方にチンプンカンプンな所も少しづつ説明していけたらと思います。
基本的な使い方は他のブログなどで沢山紹介されていますのでソチラを参考にしていただいたほう良いと思います。